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補欠監査役の選任、万が一の事態に備えましょう

補欠監査役の選任、万が一の事態に備えましょう

補欠監査役の役割

補欠監査役は、監査役が欠けた場合に、その職務を代行する役員です。監査役の職務には、以下のようなものがあります。
・会社の財産や業務を監査する
・取締役会や株主総会の議決の適法性を確認する
・取締役や会計参与の不正行為を調査する
補欠監査役は、監査役が欠けた場合に、これらの職務を代行することになります。

補欠監査役の役割

補欠監査役の選任方法

補欠監査役を選任するには、定款にその旨を規定する必要があります。定款に規定があれば、いつでも補欠監査役を選任することができます。 補欠監査役を選任するには、以下の手続きが必要です。
1,定款に補欠監査役選任の規定を追加する
2,取締役会の同意を得る
3,株主総会で選任する
定款に補欠監査役選任の規定を追加するには、定款の変更手続きが必要です。定款の変更は、株主総会の決議が必要となります。 取締役会の同意を得るには、取締役会の議事録に記載する必要があります。 株主総会で選任するには、株主総会招集通知に補欠監査役の選任に関する事項を記載する必要があります。 株主総会で選任された補欠監査役は、就任した日から監査役として職務を行うことができます。

補欠監査役の選任方法

補欠監査役の就任と役員変更登記

補欠監査役は、監査役が欠けた場合に、その職務を代行する役員です。補欠監査役が監査役に就任した場合は、役員変更登記が必要です。役員変更登記は、2週間以内に申請する必要があります。役員変更登記を怠ると、10万円以下の過料に処せられる可能性があります。役員変更登記には、登記申請書と補欠監査役の就任承諾書が必要です。登記申請書は法務局で入手できます。補欠監査役の就任承諾書は、補欠監査役が監査役に就任する意思があることを表明する書類です。役員変更登記は、法務局で行うことができます。司法書士に依頼することもできます。

補欠監査役の就任と役員変更登記

補欠監査役の選任の判断

補欠監査役の選任は、会社にとって重要な制度です。万が一の監査役の欠員に備えて、補欠監査役の選任を検討しておきましょう。補欠監査役を選任するかどうかは、会社の規模や経営状況を考慮して判断する必要があります。大規模な会社や、経営体制が複雑な会社では、補欠監査役の選任が望ましいでしょう。
補欠監査役を選任する際には、以下の点に注意しましょう。
・定款に補欠監査役選任の規定を追加する
・取締役会の同意を得る
・株主総会で選任する
・・役員変更登記を行う
補欠監査役の選任は、会社経営の健全性と安定性を高めるために重要な取り組みです。

この記事を書いたライター

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株式会社ループス 
ビズアシスト大阪:web担当

ビズアシスト大阪のウェブ担当スタッフが不定期で更新します。バーチャルオフィス界隈の
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