女性ならではの知っておいた方がいい銀行印ポイント
何て彫る？どうやって彫る？
銀行印は実印とは異なり登録する文字に規定が無いのでご自身で決めることが可能です。
銀行印を作る際には苗字を彫るのが一般的ではありますが女性に限らず下の名前で作っておいた方がいい場合もあります。
・夫婦や家族間で印鑑を間違える事がない
・苗字が変わった場合でも作り直す手間が無い
・親からもらった名前を大事にできる
と考える方も多いようです。
また名前の向きにも考え方があります。
「タテ書き」「ヨコ書き」どちらでも登録は可能です。
・お金が「上」から「下」に流れないように
・認印・実印と区別しやすい
などの理由から「ヨコ書き」を選択する方もいらっしゃいます。
フォントについて
フォントに関しても特に規定はありません。
女性に人気があるフォントは「太枠篆書体（ふとわくてんしょたい）」です。篆書体がベースになっており、文字を細く、枠を太くした書体です。
また合わせて考えておきたい点としては
認印・実印と異なるフォントにすることによって印鑑の区別がしやすくなる。
男性の印鑑と区別がしやすくなる
「太枠篆書体」は枠が太めになっているため、印鑑の淵が万が一かけてしまっても印面に影響がでにくい
などの事も考えておきましょう。
一般的なサイズは？素材は？
一般的なサイズは12.0mmもしくは13.5mmと言われています。
このサイズで作成しておけば男性の一般的なサイズの13.5mmや15.0mmと重複しにくくなります。
但し、持ちやすさや彫る文字数によって適正サイズがありますのでその点も考慮に入れましょう。
また一般的には「実印」「銀行印」「認印」の3種類は認印＜銀行印＜実印の順番の大きさで作るとされています。
素材については男性よりも柔らかな色味の印材を選ぶ方が多いです。
代表的な素材は
1） チタン
金属製のチタンは、耐久性がとても高く熱や水に強く、丸洗いできてしまうのが特徴です。
2） 彩樺（さいか）
赤みのある木目で、高級感がありエコ素材です。ナチュラルな雰囲気に仕上がります。
黒彩樺（玄武）や赤彩樺（アグニ）などの種類がありご自身の好みで選ぶことができます。
3） 牛角
自然素材であり使っていくうちに味わい深くなっていく素材です。捺印性（押しやすさ、キレイに押せるか）が高く、価格が手ごろという理由で選択される方が多い素材です。
まとめ
女性ならではの銀行印作成ポイントについてご紹介してきました。
頻繁に作り変えるものではないので、予め知っておくことで一生ものの印鑑を手に入れる事ができるでしょう。
改めてお伝えすると
・下の名前を彫ると利便性・継続性が高い
・ヨコ書きで縁起を担ぐ
・太枠篆書体が人気のあるフォント
・サイズは使いやすさと文字数によって考えよう
・耐久性を考えるなら素材はチタン
です。
この記事を書いたライター
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