クラウドERPを導入するメリットは？選び方についても紹介
クラウドERPの概要について
クラウドERPとは、ヒト・モノ・カネなどを含む情報を適切に管理・活用する計画をクラウド上で行えるようシステム化された環境のことを指します。 従来のERPでは様々な手順を踏んでシステムを利用していましたが、クラウドERPの場合にはサーバーの管理などが不要となり、インターネット環境さえ整っていればクラウド上で情報へアクセスすることが可能となります。 クラウドERPにはIaaS型、PaaS型、SaaS型の3種類ありますが、日本ではIaaS型またはPaaS型が選択されることが多いです。 3タイプの違いとしては、どこまでの範囲をクラウド上で自社管理するかどうかが関係しているため、必要性に応じてタイプを選択するようにしましょう。
クラウドERPを導入するメリットとは？
従来のERPからクラウドERPへ変更するメリットとして、サーバーの管理が不要であること以外にもたくさんのメリットがあります。
・場所や時間に制限されずに働くことができる
→インターネット環境さえあればクラウドにアクセスでき仕事を行えるため、場所や時間に限定されずに働くことが可能となります。
・運用コストを削減できる
→定期的なサーバー等のメンテナンス、バックアップが不要となります。設備のセキュリティ管理についてはベンダーへ一任できるため業務負担改善のみならずコスト削減も目指せます。
・安心のセキュリティ体制が整っている
→最新のセキュリティ技術を導入しデータを保管しているため、安心して情報を預けることができます。
・BCP対策も行える
→万が一、災害やトラブルが起こった時にもバックアップをして適切にデータを保管してもらえるためすぐに仕事を再開することができます。
クラウドERPを選ぶときの注意点は？
ここからはクラウドERPの導入を検討している方向けに、注意点を紹介します。
・従来型ERPからクラウドERPへ切り替えることで課題は解決できるか
→クラウドERPを導入することで現在抱えている課題を解消できるかどうか、もし導入しても解決できないのであれば他のクラウドERPを検討したり、従来のままでも課題解決できないか検討してみましょう。
・自社に最適な運用を行えるか
→セキュリティ対策はベンダーごとに異なるため、自社に適した対策、安心できる対策が講じられているか前もって確認しておきましょう。
・上場企業が導入した実績のあるベンダーか
→上場企業も導入しているベンダーであれば、様々な面でも安心して導入することができます。必ず実績についても確認するようにしましょう。
クラウドERPでより効率化された業務を目指しましょう
毎日めまぐるしく変わる環境だからこそ、クラウドERPを導入して業務の効率化を図ることは様々な面で良い方向へ働きます。 コスト削減にも繋がる点でクラウドERPを導入する恩恵を受けられる場合には、どのタイプが自社に適しているかきちんと検討し、より良い業務環境を目指しましょう。
この記事を書いたライター
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