DX時代に必須とされるERPを選ぶときに押さえておきたいポイントを紹介
DX時代だからこそ必要なクラウドERPとは?
クラウドERPとは、インターネットを介してヒト・カネ・モノなどの情報にアクセス可能なソフトウェアのことを指します。 今まではサーバーを持ち管理した上で情報にアクセスしていましたが、クラウドERPの場合には全ての情報をクラウド上で管理するためサーバーが不要となります。そのため導入コストも安価で、情報管理の手間が省けるメリットもあります。インターネット環境があればクラウドERPを利用できるため、場所に限定されずにリアルタイムで情報共有を行える点も魅力の一つです。
クラウドERPにも種類がある
クルドERPと一括りで紹介されることが多いですが、その中でもいくつか種類があります。どの種類を選択するかによって、企業の負担も変わってくるため詳しく紹介します。
・IaaS型
→クラウドの利用料を抑えながら、自社の業務内容に合わせてカスタマイズできるという自由度が高い点がポイント。
・PaaS型
→大まかな枠はベンダーのサービスを利用するが、自社でもカスタマイズ行える項目もある。
・SaaS型
→毎月定額の利用料が必要だが、全てベンダーが提供するサービスを利用する。
利用料だけを考えるとIaaS型やPaaS型が安価ではありますが、少し価格が上がってもSaaS型を選択して機動性や保守性、汎用性を優先するクラウドERPも注目されるようになってきています。
企業の課題に合わせたクラウドERPの導入を
B企業がどういった課題を抱えているかを明確化して、それに沿ったクラウドERPを適切に導入できるようにしましょう。
・グループ経営の場合
→同じクラウドを基盤として統一し、あらゆる業務の合理化が図れることが求められるでしょう。
SaaS型クラウドERPの場合には、アプリケーションを利用して企業内での情報を容易に統一することが可能です。
・グローバル経営の場合
→クラウドERPであれば、日本にいても海外にいてもリアルタイムに現地の業務状況を把握できます。
クラウドERPを利用することで多言語展開や自動翻訳機能も使用できるため、間違いなく業務の効率化は図れます。
各部署と繋がることで情報を統一化する
今回はクラウドERPについて、種類の紹介や選定方法を紹介してきました。まずは自社がどういった課題を抱えているかを明確にすることで、適切なクラウドERPを選択することができます。情報を統一化することで、場所に限定されずに業務を遂行できるため間違いなく業務改善は行えますし、効率化・スピードアップも目指せます。各部署とクラウドERPを通じて繋がり、それぞれの業務のあり方を見直す機会として、クラウドERPの導入について検討してみるのはいかがでしょうか。
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