ECサイトを構築する際の制作手順と制作代行サービスを選ぶコツ
ECサイトはどうやって制作するのか？
ECサイトはネット上での店舗ですので「誰に何を販売するのか」という目的で適した制作方法が異なります。
無料のASPカートを利用すればもちろん費用は抑えられますが、本気でサイトの運営を目指すなら有料のASPカートがおすすめです。
まず最初に、ECサイトを制作できるプラットフォームについて確認しましょう。
・ECモール：集客力が高く簡単に出店できる。
・カートASP：安価で簡単に構築可能。
・ECパッケージ：自由度の高いECサイト制作が可能。
・オープンソース：自由度の高いECサイトを安く制作可能。
・フルスクラッチ：完全オーダーメイドでECサイト制作可能。
上から下に行くにつれ、制作の難易度は高くなっています。
自分が誰に何を販売したいのかを明確にした上で、プラットフォームの選択を行うようにしましょう。
作業は4つ！ECサイト制作に必要な手順とは？
ECサイト制作手順について確認していきます。
・機能要件、コンセプトの企画：基礎情報を固めます。国内のみの販売なのか、海外向けにも物販するのかといった「誰に何を販売するか」を明確にします。
・サイト設計、開発：レイアウト仕様に沿って制作を進めます。ECカートやASPカートの場合はテンプレートに商品写真を設定する簡単な作業で進めすことができます。ECパッケージやオープンソースの場合は、レイアウトや機能から設定可能です。
・決済方法の選択：ターゲットユーザーの年代によっても好まれる決済方法は異なります。ただし、どの年代でもクレジットカード決済は手段の1番として選択される傾向があるため参考にしましょう。
・商品登録、設定：通常のWebサイトとは異なり、商品コードや型番、JANコードなどの商品情報をまとめた商品マスタを制作します。
コストを抑えたい！ECサイト制作4つのポイントとは？
無計画にECサイトを制作すると高コストとなります。4つのポイントを抑えて、費用の削減を目指しましょう。
・パッケージやプラグインの活用
→ASPカートやECカートなどの既製品を活用しましょう。
・業務フローの見直し
→費用をかければシステム開発を行いサービス・業務改善は目指せますが、本当に必要な業務なのかを見直すことも重要です。
・ECサイトの要件定義をしっかり伝える
→曖昧な注文よりも明確な注文の方が低コストで制作できることがあります。
また後からの改修費用を抑えるためにも、最初から明確に定義を伝えるようにしましょう。
・システム使用年数を考慮する
→ECサイトシステムは3年〜5年で陳腐化するためリニューアルが行われます。それを踏まえ、3年〜5年を見据えた施策に耐えられるよう設計しておきましょう。
ECサイト制作会社を賢く選ぶ！4つのポイントとは？
サイト制作を外注する場合、4つのポイントを押さえて選定しましょう。
・ECサイトの実績は豊富か？
→自分が制作を希望するジャンルのECサイト制作実績のある会社を選ぶと安心です。
・満足のいくサポート体制か？
→ECサイトは制作後にも修正や変更が必須です。トラブル時にすぐ対応してくれる会社を選ぶと心強いです。
・見積もり金額は明瞭か？
→自分の求める定義に沿って、予算内に収まるよう見積もり金額も確認し、信頼できる会社を選びましょう。
・担当者を信頼できるか？
→サイト制作を依頼すると担当者がつきますが、安心・信頼して相談できるパートナーかも確認するようにしましょう。
売れるECサイトを制作するには、基礎情報となるターゲットをしっかり固めることがかなり重要です。
制作会社へ依頼してからも、全て任せるのではなく一緒に積極的に作業に関わるようにすることで納得のいくサイト制作を目指しましょう。
この記事を書いたライター
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