アントレプレナーとは？どんなスキルが求められる？
近年日本でも注目され必要とされてきているアントレプレナーですが、この言葉を聞いたことがないという人もいるのではないでしょうか。 今回は、アントレプレナーの概要、特徴について解説していきます。
アントレプレナーとは
日本語では「起業家」という意味で使われるアントレプレナー（英語：entrepreneur）ですが、一般的にはゼロから事業を起こす人のことを言います。 アントレプレナーと経営者が同じ言葉だと思っている人もたまに見られますが、アントレプレナーはゼロから事業を起こす人という意味合いが強いのが特徴です。
アントレプレナーにはどんな人がなれる？
ゼロからビジネスを始めるというアントレプレナーですが、一体どんな人が向いているのでしょうか。
一般的にアントレプレナーになれる人には以下のような特徴があると言われています。
・物事を重く捉えすぎない
・明確な目標を持っている
・自己管理が徹底している
・常にニーズの変化に注意を向けている
・失敗してもあきらめない
特にこの中でも「失敗してもあきらめない」ことは重要です。
どんなに向いていても、必ず１回は失敗を経験するものです。多くの人は一度の失敗で絶望してやめてしまいがちです。アントレプレナーは責任が重いため一度の失敗はかなり精神的に辛いものになるでしょう。しかし、その失敗を糧にできるなら精神的な落ち込みもなく反省して次につなげることができます。
アントレプレナーが失敗する原因
性格に適正があっても必ずしも成功するとは限りません。上述した特徴を持ち合わせていても失敗してしまう原因は何なのでしょうか。
実際にあった失敗の原因として以下のようなものがあったと言われています。
・助成金・補助金がある前提で資金繰りをしている
・経営をするにあたって税理士に任せすぎている
・健康管理が適当である
この中でも「助成金・補助金がある前提で資金繰りをしている」という点は注意です。
助成金・補助金は複雑な書類をそろえる必要があり、片手間で支給されるようなものではありません。また、確実に支給されるものではないため、もらえる前提で資金繰りをするのは非常に危険です。
まとめ
ゼロからビジネスを創出するアントレプレナーは、資格を必要としない代わりに明確なビジネスビジョンとマインドが必要です。 明確な目標がないと途中で何のために努力しているのか分からなくなり、ビジネスが軌道に乗るまでに挫折してしまう可能性が高くなります。 アントレプレナーになるためには、起業して何を達成したいのか、しっかりと自分に問いかけることが大切ですね。
この記事を書いたライター
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