インターネットFAXは送信エラーが起こりやすい？対処法などを解説
従来のFAXで送信エラーが起こる原因は？
従来のFAXとは違い、インターネットFAXでは有線の回線を使用しないケースが多々あります。
そのため、インターネットFAXは送信エラーが起こりやすいと思っている方は多いのではないでしょうか。
しかし、従来のFAXでも、送信エラーは起こりうることです。
今回は、インターネットFAXで発生する送信エラーについて解説していきます。
従来のFAXでは、相手先のFAX回線が別のFAXを受信している場合には、こちらから送信したFAXが届かないこともあります。また、電話とFAXの番号を同じにしている場合、電話機能が使用中になっているときはFAXが機能しません。
その他にも、以下のような原因で送信エラーといえる事例が発生します。
・FAX機本体の故障
・受信する側のFAXが用紙切れまたはトナー切れ
・複合機の設定ミス
・FAX番号間違いなどによる誤送信
・相手先に送信されたFAXが手違いにより担当者に届いていない
インターネットFAXが送信できない原因は？
インターネットFAXを送る場合、以下の原因で送信できないことがあります。
・送信トレイにメールが残ったまま
通常のメール送信時に送信トレイにメールが残ったままだと、メールが送れずエラーになります。
・登録外のメールアドレスから送信
インターネットFAXサービスに登録しているもの以外のメールアドレスから送信すると、送信エラーになるので注意しなければなりません。
・添付ファイルが対応外
FAXで送信できるファイル形式がサービスごとに設定が違うことがあり、ファイルの種類が対応していない形式だと送信エラーになってしまいます。
インターネットFAXが相手に届いてない原因は？
FAXの送信ができているように見えても、以下の原因でFAXが相手に届いてないこともあります。
・FAX番号間違い
FAX番号間違いという可能性を排除すべきではないでしょう。
・送信先FAX機でエラーが発生
送信先のFAX機でエラーが発生している場合、正常に送信できたように見えても、FAX送信がエラーになります。
・送信先がIP電話回線
IP電話では、混雑状況や時間帯などによっては、FAXを送信する回線が安定しません。
・送信先で迷惑メール扱いになっている
送信先がFAXをメールにより受信している場合は、迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことも考えられます。
インターネットFAXトラブルが起きた時の対処法は？
まずは、インターネットFAXサービスの会社に登録しているメールアドレスを確認しましょう。複数のメールアドレスを使い分けている場合などでは、特に注意が必要です。
また、相手先の番号が間違っていないか、送信時に確認しましょう。サービスの会社ごとに番号入力の方法が異なるため、入力ミスが起こることも想定できます。
FAX送信時の添付ファイルの形式も確認しましょう。各会社で送信可能なファイル形式が異なるため、送信の際は注意しなければなりません。
今回は、インターネットFAXで発生する送信エラーについて解説しました。
FAXで送信エラーが発生するのは、従来のFAXでもインターネットFAXでも起こりうることです。
しかし、インターネットFAXでは送信エラーの原因が多岐に渡るため、エラーが多いように感じられるかもしれません。
しっかりと対処すれば送信エラーを最小限に食い止められるので、送信の際は番号やアドレスなどを確認すると良いでしょう。
この記事を書いたライター
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