フリーランスが加入しておきたい9種類の保険とは?会社員との比較も
会社員とフリーランスでは保険料の負担はどう違う?
フリーランスで働いていると、保険を勧められる機会は少ないかもしれません。
しかし、万が一に備えるために保険の加入を検討しても、どの保険に加入しておけばいいのかわからない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、フリーランスが加入しておきたい9種類の保険などについて解説していきます。
会社員の場合、給与明細で給料から保険料が天引きされているのを目にする機会が多いでしょう。
一般的には、健康保険や厚生年金の保険料は、会社と従業員が折半して支払うようになっています。
フリーランスの場合は、もちろん天引きということはありません。健康保険や国民年金は、全て自己負担となります。
介護保険も40歳から徴収開始です。国民健康保険に上乗せされる形で徴収されます。
雇用保険や労災保険は、フリーランスでは加入できません。
フリーランスには病気やケガに備える保険がオススメ
フリーランスが加入することが多い国民健康保険には、傷病手当金に相当する保障が備わっていません。そうなると、フリーランスがケガで仕事ができなくなった場合、その瞬間から収入がゼロになってしまうリスクもあるのです。
仕事での収入が得られないときに、入院や手術で高額の医療費を負担すると、今まで通りの生活を維持するのは厳しくなるのではないでしょうか。そうした場合に、フリーランスは病気やケガによる収入減のリスクに対して、何かしらの備えを用意すべきでしょう。
フリーランスなら老後や万が一の事態にも備えておくべき
会社員は国民年金(基礎年金)と厚生年金に加入するのが一般的です。そのため、会社員の公的年金保険制度は、建物になぞらえて「2階建て」と例えられています。
それに対して、フリーランスが基本的に加入している公的年金保険制度は、国民年金のみのケースが多いでしょう。建物に例えれば「2階部分」も用意されていますが、原則的に「1階建て」ではないでしょうか。
そのため、フリーランスでは受け取れる年金が少なくなります。一例を挙げると、国民年金にある遺族基礎年金は、子どもがいない場合には支給されません。
フリーランスが加入しておきたい9種類の保険は?
フリーランスが加入しておきたい保険には、以下の9種類があります。
1.医療保険
2.所得補償
3.就業不能保険
4.定期保険
5.終身保険
6.養老保険
7.収入保障保険
8.個人年金保険
9.損害賠償保険
国民健康保険ではカバーしきれない部分に備えて、民間の医療保険へ加入しておきましょう。
フリーランスの被保険者が亡くなったときに、遺された家族の生活を守る保険には、定期保険・終身保険・養老保険・収入保障保険の4種類が用意されています。
個人年金保険とは、国民年金にプラスして加入するタイプの保険です。
今回は、フリーランスが加入しておきたい9種類の保険などについて解説しました。
フリーランスとして働くには、自分のことを自分で守らなければなりません。そのため、万が一に備えて保険に加入することが必要です。
フリーランスで活動する際には、自分が加入している保険について見直してみましょう。
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