フリー素材なのに自由に使っちゃダメなの?使うときの注意点は?
フリー素材なのに自由に使っちゃダメ?
フリー素材だからと自由に使えると思っている方は多いのではないでしょうか?
しかし実際は、フリー素材は完全に自由に使えるとは限りません。
多くの場合、規約というものが存在しています。
例えば、商用での使用が禁止されており私的での使用のみが認められている素材を、自社のウェブサイトなどに使用したとします。
この場合、許可を得ずに勝手に他人の著作物を使用したことになります。
許可を得ずに著作物を使用したことで、著作権侵害になってしまう可能性があるのです。
そもそもフリー素材って?
フリー素材は、著作権の保護期間が過ぎていたり著作権が放棄されているものなど許可を得なくても自由に使用できる素材と認識できます。
ただ、著作権が放棄されている際は著作者人格権を侵害しない範囲で使用する必要があります。
また、フリー素材という言葉は許諾についてロイヤリティ(使用料)が不要という意味合いで使用されている場合もあります。
この場合、著作権は存在し許可を得て使用するという形式になるため、許されている範囲内で使用しなければ著作権侵害となってしまいます。
フリー素材を使う際の許される範囲は?
1.私的利用
個人的に使用する際に自由に使用可能。
2.商用利用
個人的に使用するのではなく、利益を得るためにフリー素材を使用すること。
3.個人利用
フリー素材を使用する主体が個人のみ。
4.法人利用
個人のみの使用しか認められていないのに法人が使用してしまうと著作権侵害の可能性あり。
5.加工
加工が認められていない場合もあるため注意。
6.クレジット表記
クレジット表記が必要なことも。
利用規約で定められた方法でクレジット表記を行う必要あり。
7.リンクの掲載
利用規約でフリー素材サイトのリンクの掲載が求められている場合があり、定められている方法でリンクの掲載をする必要あり。
フリー素材を使うときは利用規約を要確認
フリー素材サイトでは、利用規約が用意されています。
どの範囲まで使用が許されているのか、どのような行為は可能なのか利用規約に記載されているので、しっかり確認するようにしましょう。
とあるサイトでは「個人、法人、商用、非商用問わず無料で利用可能」という規定があります。
この場合は、記載されている範囲内で料金を支払うことなく使用可能ということです。
しかし、有料になるケースも記載されているので注意が必要です。
また、著作権についても明確に記載がされています。
利用規約を確認し、著作権侵害をしてしまうというリスクを回避しましょう。
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