印鑑に向いているフォントは?個人と法人で違うの?
個人で所有する場合の印鑑
実印・銀行印で推奨できるフォント
1)印鑑の重要性を鑑みて、セキュリティの高さが求められます。読みにくく、偽造されにくいフォントで作ることが望ましいです。
代表的なフォントは、篆書体・印相体・印グラフィーの3つです。
2)認印で推奨できるフォント
普段使いする印鑑となるので、可読性が高く分かりやすいフォントが望ましいです。代表的なフォントは古印体・隷書体の2つです。少しオリジナリティを出すのであれば印グラフィーを選ぶこともいいでしょう。
3)訂正印で推奨できるフォント
訂正印は書類や契約書で誤字脱字があった場合に訂正を行うために使います。代表的なフォントは、認印と同様に可読性が高く分かりやすいフォントである古印体・隷書体の2つです。
4)シャチハタで推奨できるフォント
シャチハタは既製品のためいくつかある選択肢の中から選ぶという事になるでしょう。特段推奨するフォントはありませんので、ご自身の好みで選んでください。
法人で所有する場合の印鑑
1)法人実印(代表者印/丸印)・銀行印で推奨できるフォント
個人で所有する場合と同じく、印鑑の重要性を鑑みて、セキュリティの高さが求められます。読みにくく、偽造されにくいフォントで作ることが望ましいです。
代表的なフォントは、篆書体・印相体・印グラフィーの3つです。この中で印グラフィーはデザイン性が高く他と差別化することができるでしょう。
2)法人角印(認印)で推奨できるフォント
通常業務で最も利用される印鑑であり、領収書・請求書・社内文書などに利用されます。推奨できるフォントは篆書体・印相体・印グラフィーです。この中でも、文字の複雑性と可読性のバランスがいい篆書体が最も人気があります。
法人での日常利用印鑑は?
1)業務用ゴム印で推奨できるフォント
会社名・住所・電話番号など同一内容を大量の書類に記載する際に利用する印鑑です。特に規定はありませんので、好みのフォントで作成して頂いて構いません。
2)職印で推奨できるフォント
職印と呼ばれる印鑑は2パターンあり「弁護士や司法書士などの士業に携わる方が使う印鑑」と「公的な立場を示す印鑑」です。
丸印の場合と角印の場合で異なりますが
丸印:古印体+篆書体
角印:篆書体
が推奨できます。
職印の場合、丸印は役職を古印体で作り氏名を篆書体で作成することが一般的で、角印の場合は役職・氏名合わせて篆書体で作成することが一般的と言われています。
その他の印鑑で推奨できるフォント
1)住所印
利用が一般的なフォントは
・楷書体
・明朝体
・角ゴシック体
・丸ゴシック体
です。
特に規定はありませんので、ご自身の好みで選んで頂いて結構です。
2)日付印
利用が一般的なフォントは
・楷書体
・隷書体
・行書体
・古印体
・明朝体
・篆書体
・角ゴシック体
・丸ゴシック体
です。住所印と同様、規定はありませんのでご自身の好みで選んで頂いて結構です。
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