ロゴデザインの肝は色とフォント? 与えたい印象と最適な種類
実はロゴデザインにはどのような種類、色、フォントを選択するかによって与える印象が異なってきます。
今回は、それぞれがどのような印象を与えるのかを解説していきます。
ロゴの種類が与える印象
ロゴデザインにはさまざまな種類がありますが、その中から3つご紹介します。
ワードマーク
企業や商品のロゴデザインを文字だけを使用してデザインすることです。
単語やフレーズだけでデザインをするため、フォントのデザインに工夫を持たせることで特徴を表現できます。
レターマーク
レターマークもワードマークと同様に文字だけを使用しますが、一般的に短く企業のイニシャルなどを使用して作られます。
企業の名前が長く、ロゴデザインとして使用するには長すぎると判断できる際にはこのレターマークを使用することでコンパクトに収めることができます。
ロゴシンボル
前述した2つのタイプとは反対に、文字を使用せずにアイコンだけで企業や商品の特徴を表します。
このタイプのロゴはブランドの象徴となるので、簡単に見分けることができます。
言語の壁がある世界を相手にする時にはこの簡単に見分けられるロゴシンボルを使用すると良いでしょう。
カラースキームとは?
ロゴデザインを作成する際には色を決めることも大切ですが、その際に使用される「カラースキーム」という言葉をご存知でしょうか。
カラースキームとは色彩計画のことで、色の持つ心理的・物理的な性質を意識しながら配色を計画します。
このカラースキームで意識する3つの配色は、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーです。
ベースカラーはロゴデザインの背景などの大部分を占める基本的な色で、白などの薄い色を選択するとその後のロゴデザインを決定しやすくなります。
アソートカラーはベースカラーの次に面積の多い色のことで、ベースカラーと同一もしくは似ている色を使用して明度などで変化をつけるとまとまりが出てきます。
アクセントカラーは最も面積の小さい部分で、ベースカラーとアソートからとは少し違った色を使用することでより引き締めるデザインにできます。
最適なフォントの種類
ワードマークやレターマークなどの文字を使用するロゴデザインの場合は、フォントの種類にも気を使う必要があります。
ここでは基本的な2つの書体について解説します。
・セリフ体
文字の線の端に「セリフ」と呼ばれる細い線の装飾がついている欧文書体のことです。
平筆やハケで書いた文字がモチーフとなっていると言われており、人が書いたような温かみを感じることができます。
・サンセリフ体
セリフ体と対になっていると言われている書体で、文字の線の端に「セリフ」を持たない書体のことです。
装飾がないのでクッキリと文字の形を見ることができ、離れた場所からでも文字を認識しやすいというメリットがあります。
まとめ
ロゴデザインを作成するにあたって考えるべきことは、どのようなデザインを作成すると人々に与える印象がどう変わるのかということです。
ロゴの種類を変えるだけでなく、色やフォントを工夫することで与えたい印象を正確に演出することができるようになります。
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