自然の美を感じる大阪・万博公園自然文化園について
万博公園の生い立ち
「万博記念公園」は、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)の広大な跡地に自然が再生され、大きな公園となったスポットです。昔は最新技術を世界各国から集めて展示した未来都市が広がり、時代の先端、各国の自慢の技を見る人々でごった返していた場所ですが、今は自然の森や花畑、芝生が広がり、大阪の人々の憩いの場として親しまれる場所へと生まれ変わりました。園内には大阪万博の象徴、その後も大阪のシンボルとして人々の目を引いてきた「太陽の塔」が今もなおそびえ立ち、文化や芸術に触れられる博物館からアスレチックなどアクティブな遊び場まで様々な施設が充実しています。
日本らしい展示が現存:日本庭園
まず、見逃せないのは日本の技術と美、自然を調和させて作られた自然とアートの集合美、日本庭園です。万博公園の北西部には、万博の際に造成された日本庭園が広がっています。日本の伝統と風情に浸ることができる特別な庭園です。広大な敷地には、上代から現代までの日本の造園技術を結集した4つのスタイルを魅せる作りとなっており、滝や枯山水が日本の自然と技術を調和させて楽しむ伝統美を醸し出しています。庭園を歩きながら、日本の美意識と風情を感じてみましょう。また、6月から8月にかけては、美しいハスが池を彩り、人気のスポットとなります。
四季折々の美を楽しむ自然文化園
自然文化園では、さまざまな植物が育てられ、季節ごとにきれいな花が咲いています。森や里山を再現した西側エリアは森林浴が楽しめます。花の丘では春にはポピー、カモミール、菜の花、秋にはコスモスなど季節の花が一面を彩る綺麗な花畑が広がっています。花の丘には、約4000株のコキアがあり、見頃には鮮やかに赤く紅葉する綺麗な風景が楽しめます。また、桜のお花見スポットとしても人気で、春先には太陽の塔の下の桜並木がピンクの花を咲かせます。
小腹がすいたらカフェに行こう!
万博公園内には、10軒以上のカフェやレストラン、売店が点在しており、のんびり食事を楽しみながら自然と触れ合うひと時を過ごすことができます。自然に囲まれた環境で食事を楽しむなら、「薪窯ピッツァ・カフェ NORTH GARDEN」や開放的なオープンテラスを持つ「レストラン Park Cafe」がおすすめです。また、大阪らしいたこ焼き店もあります。公園内にはコンビニエンスストアもあるため、お弁当を持って芝生でピクニックするのも楽しいですね。自然文化園の東側に広がる芝生の広場で、開放的な雰囲気の中でのんびりリラックスした時間を過ごしましょう。
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