大阪・万博公園自然文化園で季節を感じる
万博公園とは
万博公園、正式名称「万博記念公園」は、昭和45年(1970)に開催された、日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を利用して作られた広々とした公園です。当時、時代の先端、未来を思わせるパビリオンが立ち並んだエリアはすっきりと撤収し、甲子園球場約65個分もの敷地に、緑豊かな空間が広がっています。週末にはアウトドアを楽しむ大阪府民憩いの場として親しまれています。大阪のシンボルとして語られることも多い、大阪万博で作られた太陽の塔があるのもこの公園です。
緑豊かで広々とした園内には文化や芸術を体験できる施設が充実しています。近年、アクティブに遊べるアスレチックタワーや迷路も新たにオープン。自然の中でアクティブに体を動かしたい方、のんびり森林浴を楽しみたい方にもおすすめできる魅力的なスポットです。
大阪の四季を楽しむ自然文化園
自然文化園には、たくさんの種類の木々や花が植えられていて、季節ごとに見ごろを迎える花があります。春には、桜並木と「太陽の塔」が共演。白基調の太陽の塔と桜並木が美しい風景を作り出します。花の丘では、春は菜の花やポピー、カモミール、秋にはコスモスが咲き、綺麗な花畑が広がります。
また、園内では約4000株のコキアも生育されています。コキアは赤く綺麗に紅葉する低木で、例年9月ごろから、徐々に赤く色付きはじめ、見ごろは10月ごろです。コキア畑の中にはまん丸のボディにかわいい目を付けた、コキア3兄弟がひそんでいるので、ぜひ探してみてください。
大阪万博で作られた日本庭園
自然文化園の北側には、立派な日本庭園もあります。日本庭園は、万博の際に政府出展施設として造られたものが現存しています。日本の造園技術を結集して作られた庭園は、自然と人間の技術が調和して、静かで心落ち着く日本的な美しさが体感できる空間です。約26万平方メートルもの広大な敷地には、庭園の西側から東に流れる小川に沿って、時代順に4つの造園様式を使った庭園が広がっています。滝や枯山水など日本的な美しさが凝縮された空間では、散策しながら日本の「わび」「さび」に触れることができます。
日本庭園のみどころは、6月下旬~8月下旬にかけて約26品種・1200株のハスが華やかに咲くはす池です。かわいらしいピンク色の花が湖面に浮かぶ様子はつい写真に収めたくなります。
おしゃれなカフェでピクニック気分
自然をのんびり楽しむ際に大事になってくるのは腹ごしらえ。万博公園内には10軒以上のカフェ・レストラン、売店があるので、途中に食事を挟みながら朝から夕方までのんびりと自然とのふれあいが楽しめます。ファミリーに人気のお店は、本格的な窯焼きピッツアが楽しめる「薪窯ピッツァ・カフェ NORTH GARDEN」や、オープンテラス席があり開放的な雰囲気が魅力の「レストラン Park Cafe」です。大阪らしくたこ焼き店も園内にあります。また、万博公園の敷地内にはコンビニエンスストアもあるので、ちょっとした腹ごしらえも安心です。お弁当を買ってきて芝生でピクニックをするのもおすすめの楽しみ方です。自然文化園の東側には「太陽の塔」を中心に芝生の広場が広がっており、ピクニックランチにはもってこいのスポットです。
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