クラウドPBXで電話代が安くなる理由は?注意点なども解説
クラウドPBXで安くなる理由①:内線通話が国内外で無料になる
クラウドPBXは、原則的に導入するための工事が必要ありません。
そのため、クラウドPBXを導入する理由がコスト削減となっている事業所もあります。
しかも、クラウドPBXで電話代が安くなるというのです。
そこで今回は、クラウドPBXで電話代が安くなる理由や、導入する際の注意点などを解説していきます。
クラウドPBXでは、ネット回線につなげられる場所でさえあれば、内線端末同士の通話は無料内線電話になります。どれだけ端末同士の距離が離れていたとしても、それは同じです。
たとえば、事業所内で働く社員とリモートワークで自宅にいる社員との内線通話は、無料になります。海外出張中の社員が滞在するホテルのWi-Fiを使用して、国内の社員と話す内線通話も無料です。
従来の電話では有料の外線電話になっていたものは、クラウドPBXを経由することで無料にできるようになりました。
クラウドPBXで安くなる理由②:従業員用の端末が不要になる
クラウドPBXでは、スマホやタブレットにアプリをインストールすれば、それらを内線の端末として使用できます。やり方は、割り当てられたIDでログインするだけ。
従業員個人が保有するスマホを業務用端末としても利用するこの方法は、BYOD(Bring your own device)と呼ばれます。BYODを採用することで、事業所は従業員のために業務専用の端末を購入する必要がなくなり、大幅なコストカットが実現可能です。
クラウドPBXの導入でさらにコストダウンをする方法は?
以下の方法で、さらなるコストダウンを期待できるでしょう。
・回線契約数の見直し
電話回線は契約しているだけで月々の料金が発生するため、電話回線の利用状況を改めて確認しましょう。その上で、必要ではない電話回線や固定電話機を廃止すると良いでしょう。
・プランやプロバイダーの見直し
見直しや乗り換えにより、以前契約したものよりも料金が下がるケースは少なくありません。
・インターネットFAXの導入
インターネットFAXとは、インターネット回線によりデータの送受信を行うFAXです。紙やインク代などのコストを削減できます。
クラウドPBXを導入する際に注意すべきことは?
クラウドPBX導入のためにさまざまなサービスを比較して、その中で料金の安さをアピールしているものがあれば、魅力を感じるのではないでしょうか。
しかし、そのために過分なコストがかかり、「コストカットのためのコスト」が発生するようではいけません。機器の導入費用など、導入に要するすべての費用を今一度計算してみましょう。
サービスによっては、コストが増えるケースもあります。事業所の使用目的とマッチしているかなど、改めて検討すると良いでしょう。
今回は、クラウドPBXで電話代が安くなる理由などを解説しました。
クラウドPBXを導入することで、初期費用だけでなく電話料の削減もできます。
しかし、サービスの内容によっては、コストダウンにならない事態が発生するかもしれません。
契約内容の見直しなど、十分に検討を重ねた上でクラウドPBXの導入を目指しましょう。
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