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2024年NISA制度の改正ポイントを解説

2024年NISA制度の改正ポイントを解説

はじめに

NISA(小額投資非課税制度)は、2014年1月に始まり、2024年で開始から10年が経ちます。税制優遇で投資を促進する制度で、多くの人が活用してきました。10年の節目のタイミングで制度改正が予定されており、より使いやすい制度へと進化を遂げます。この記事では、今行われているNISA制度の概要を振り返ったのち、2024年の改正案での変更点、変更後のNISAを活用する方法について解説します。

はじめに

NISAとは

まず、NISAの基本を振り返ってみましょう。まず、非課税口座となるNISA口座を開設し、NISA口座の資金で株式や投資信託などの金融商品を購入します。すると、NISA口座で購入した金融商品で得た利益は、通常の口座でかかる税金が免除される仕組みです。
NISA口座では、年間合計120万円までの金融商品を購入でき、5年間非課税で運用することができます。また、非課税期間が終了しても、手続きを行うことでロールオーバーし、引き続き金融商品を所有することができます。ただし、2019年に投資した株式や投資信託の2024年へのロールオーバーの可否は現在のところ未定となっています。

NISAとは

つみたてNISA

NISAに加えて、2018年1月から「つみたてNISA」という積み立て形式のNISA制度も始まりました。積み立て投資に焦点を当てた制度で、通常のNISAと同じように利益部分の非課税優遇があります。現在、NISAとつみたてNISAの2つの制度が存在していますが、両方を併用することはできず、NISAかつみたてNISAか片方を選んで利用する必要があります。自身の投資スタイルにあわせてどちらのNISAを利用するか慎重に選ぶことが大切です。

つみたてNISA

2024年のNISA制度改正

NISAの概要をおさらいしたところで、制度改正について説明します。NISA制度は2023年までの制度でしたが、投資期間が5年延びて2028年までとなる見込みです。また、現状のNISAは年間投資額の上限が120万円ですが、新NISAでは、年間122万円までに増える見込みです。金額は増えますが、金額の割り当てに制約が生まれます。新NISAは長期の積み立てを前提とした20万円の1階部分、そこにプラスして縛りのない2階部分102万円を投資して、計122万円の枠となります。

この記事を書いたライター

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株式会社ループス 
ビズアシスト大阪:web担当

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