SDGsへの取り組みをアピール!?これからの名刺は、環境配慮型の素材を利用してみては!?
これからの企業活動に欠かせないSDGsの理念
今やだれもが耳にしたことのあるSDGs。人類の未来のために17の目標、さらには169のターゲットから構成されています。これらの中身は全世界が直面している課題や困難を具体化した国際的な取り決めとなっています。しかしながらSDGsは国際規約ではなく、あくまで「目標」として設定されています。それぞれの国がそれぞれのやり方で問題に対処し、達成に向けて努力していくことが目的とされています。そしてSDGsは経済・環境・社会という3つの側面に対する目標を掲げていますが、これは企業活動にとっても深く関連する内容となっています。当然ながら各企業も努力目標を課されていると言っても過言ではないでしょう。
SDGsの取り組み、まずは身近な「名刺」から!?
SDGsへの取り組みが重要なことは分かっている、だがまず何から手を付ければいいか?業種によっては関連する項目が乏しい場合もあるかもしれません。そこで身近な「名刺」から始めてみてはいかがでしょうか?どんな業種でも名刺は必要不可欠です。日々取引先や顧客に渡している名刺の用紙を環境配慮型の素材を使用することで、目標15の「陸の豊かさも守ろう」さらには目標12の「つくる責任 つかう責任」といった目標の達成につながります。さらにはこういった目標に取り組んでいるという意味で名刺にSDGs公式のロゴの掲載も可能になります。
「名刺」というスモールステップから、さまざまな効果が生まれる!?
名刺の素材にはどのようなものがあるでしょうか?まずは「森林認証紙」です森林認証紙は、森林の管理や伐採が環境や地域社会に配慮して行なわれているかどうかを評価・認証し、そうした森林に由来する製品であることが証明された紙になります。さらには間伐材を利用した紙や、「LIMEX(ライメックス)」と呼ばれる石灰石由来の紙やプラスチックの代替素材、バナナペーパーなどがあります。いずれにしてもこういった環境配慮型の素材を名刺に採用することで、取引先や顧客、ひいては社会へのSDGsに参加しているという企業姿勢のアピールになるといえるでしょう。また社員全体へのSDGsを通して社会参加をしているという意識向上にもつながる事が期待されます。さらには新たなビジネスの切り口として、SDGsの意識が高い、または長くSDGsに取組んでいる企業とのつながりが生まれ、営業活動にも広がっていくことが考えられます。
そしてさまざまな広がりをみせる、社内のエシカルな環境づくりへ
名刺素材を変更することで、中小企業でも無理なくSDGsへの参加が実現できます。しかし名刺をSDGs仕様にしてそれで終わり、とするのでは意味がありません。この名刺の素材の変更で端を発し、企業の未来に向けて他にどのようなことができるのかを考えるきっかけ作りになります。SDGsへの取り組みは、現代社会における企業の責務となりつつあります。社会のなかで利益を上げている以上、未来への責任は果たしていかなければなりません。例えば社内で使っていたプラスチック素材をエコ素材に切り替えるなど、身近なところから取組んでいきましょう。
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